JR根岸駅前で21時まで診療しているクリニック|ねぎし泌尿器科・内科
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以上のような症状があるときは、『前立腺肥大症』が疑われます 。

前立腺とは?

前立腺は、男性の生殖器に関わる臓器で、男性にしかありません。膀胱に接して、その出口をとりまくように存在しています。

正常な前立腺の大きさは栗の実くらいで、重さは成人で約20グラム。そのはたらきは、精液の一部である前立腺液を分泌することです。また前立腺は膀胱の出口の開け閉めにかかわり、排尿のコントロールにも関係しています。

前立腺肥大症とは?

前立腺の肥大は、男性が50歳を過ぎるころからしばしばみられるようになる現象です。前立腺が大きくなると、前立腺が膀胱の出口にあるために、膀胱や尿道を刺激し、トイレが近くなったり、おしっこが出にくくなったりするなどの排尿障害の症状があらわれるようになります。

前立腺肥大症の診断治療する場合には
(1)肥大の程度
(2)症状の程度
(3)前立腺がんをはじめとするその他の疾患の合併がないこと
を確認することが大切です。

前立腺肥大症による排尿障害は、初期の段階であれば、多くの場合は薬だけで治療ができます。病状が進行してからでは手術が必要になることもあります。症状があらわれたら自己判断せずに、医師に相談しましょう。

前立腺肥大症の診断と検査

直腸診
前立腺の大きさ・硬さなどを肛門から直接触って確認
IPSS(国際前立腺症状スコア)
IPSS(国際前立腺症状スコア)による自覚症状の評価
血液検査(前立腺腫瘍マーカーなど)
PSA(前立腺特異抗原)をはじめとする血液検査を行い、ガンがないかを確認(当院では、フリーとトータルでさらに詳しく測定します。)
腹部エコー(超音波)検査
前立腺の大きさ、形、内容の観察、また場合によりカラードプラを用い、血流を見ることもできます。
ねぎし泌尿器科・内科では上記の検査も行っております。気になる方はIPSS(国際前立腺症状スコア)をチェックしてみましょう。

前立腺肥大症の治療

前立腺肥大症の治療法は、かつては手術で前立腺を切除するのが主流でした。現在では、すぐれた薬ができたり、からだへの負担が少ない治療法が開発され、患者さん一人ひとりに合わせた治療法の選択ができます。

薬物療法

PDE5阻害剤
前立腺の筋肉の緊張をほぐす。
ザルティア
α1ブロッカー
尿道の抵抗を取り去る。
ユリーフ、ハルナール、フリバスなど
5α還元酵素阻害薬
前立腺肥大症の原因物質であるDHTの抑制効果あり、前立腺そのものを縮小させる
アボルブ
抗男性ホルモン薬
前立腺そのものを縮小させる。
プロスタールL、パーセリンなど
生薬
膀胱の収縮力を強める。
エビプロスタット、セルニルトン
漢方薬
症状が複数ある場合(頻尿・精力減退など)に有効。
八味地黄丸など

低侵襲療法

レーザー療法
レーザー光線を照射し、前立腺組織の壊死を起こし、縮小させる方法

当院では、薬物療法をはじめ、からだに負担のかからない治療、前立腺の肥大の程度・自覚症状・そのほかの疾患の合併症の有無など確認しながら、治療を進めていきます。

ご質問などございましたら、
お気軽にお問合せください。

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