尖圭コンジローマとは、性感染症(STI)のひとつで、性器や肛門などにイボができる病気です。
ヒト乳頭腫ウイルス(ヒトパピローマウイルス、HPV)が原因といわれており、男性の場合も女性の場合も感染すると性器や肛門のまわりに鶏冠(ニワトリのとさか)状のイボができます。
イボは「カリフラワーのような」「ニワトリのとさかのような」形をしており、特に炎症などがない場合は痛みやかゆみといった自覚症状はありません。尖圭コンジローマは、性行為によって相手にうつる病気なので、イボができたら医師の診察を受けましょう。
イボのある場所、大きさや症状などによってことなりますが、塗り薬での治療の他、液体窒素(-190℃)で何回か凍らせてイボを取り除く「冷凍療法」や電気メスで切り取る「外科的切除」、レーザー光線でイボを取り除く「レーザー蒸散」などの手術方法があります。
当院では、塗り薬で改善しない場合、冷凍療法を行うことがほとんどです。
冷凍療法の金額の目安
初診……1,800円程度(3割負担の場合)
再診……1,200円程度(3割負担の場合)
※症状によって別途検査料が発生する場合がございます
※症状や大きさなどによって、処置で数回の通院が必要となる場合がございます
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