血液中に、脂肪分が異常に多い状態のことです。ここでいう脂肪分とは、コレステロールとトリグリセライド(中性脂肪)です。どちらも生きていくのに必要な成分ですが、これらが増えすぎると体のバランスが崩れてしまい、動脈硬化などを進行する原因になります。日本には現在、高脂血症の人が2000万人にいるといわれています。
自覚症状がなくても、気づかないうちにどんどん健康を害していくところが、高脂血症の恐ろしいところです。つまり、血液検査をすれば異常が見られるだけで何の不自由も感じず、自覚症状もありませんが、高脂血症が長く続くと動脈硬化が進行して血管が狭くなったり、プラークが破裂して血管の中で血の塊が出来てしまったりして、ある日突然心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる病気を引き起こすこともあります。
無理をせずに長続きするもの
ウォーキング、水泳、体操、ジョギング、サイクリング
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